車を売るときにクーリングオフできると説明をされ契約を強要された

車を買取業者などに売る場合、稀にトラブルとなることもあるようです。

これからご紹介する事例は、「売却時の虚偽説明で契約を強要された」例です。車の買取業者は、ほとんどの業者がまじめに商売をしているのですが、中には強引な営業をしている悪質な業者もいます。

そういう業者に引っかからないためにも、今回の事例を読んで知識を付けておいてください。

父が高齢で車の運転ができなくなったため、自動車買取業者に査定に来てもらった。査定だけのつもりで娘の自分が対応した。業者は7万円だと言ったが、そのときの持ち主である父が不在なので「娘の自分では決められない、父の車であり、父の意思があるから」と言って帰ってもらおうとしたが、せっかちに契約書面の裏の説明などをし始め、クーリングオフできる言って、強引にここにサインしてくれと、娘である自分にサインを求めた。

「父に確認してから」と言っても「大丈夫」と言われサインしてしまい、車検証、自賠責保険証、自動車税の納付書などを持っていかれてしまった。

業者が帰ってからじっくり契約書を読むと、入庫後はクーリングオフできないと記載されている。

びっくりして、翌日に事業者に電話し、「クーリングオフできると言っておきながら、車を持っていった後はできないと書いている、この点は説明されていない」と苦情を言ったら、上司から、「まるでうちの社員がだましたみたいではないか」と怒鳴られ「税や保険の返還の代理請求の委任状を早く出せ」「車の保管料も請求する」と言われた。

この事例は、国民生活センターに寄せられた相談ですが、まるで最初から騙すつもりでウソの説明をし、車を持っていったかのような印象受けます。

この事例のように最初から「査定だけのつもり」の場合であれば、「目安を知りたかっただけ」「他の店でも査定を受けているから」と、やりすごすことも大事になります。

また、業者の中には、強引に契約を迫ってくることがあるようです。「今なら高く買い取る」「今日だけこの価格」などと言われ、その気になって契約してしまわないことです。一度、クールダウンし冷静になって、業者が置いていった書類なども読み返してから、売却の話を進めると良いでしょう。

車の売却時に注意すること

今すぐ車を売ると決めていないのなら、高額査定を提示されてもその場で契約せず、いったん持ち帰って冷静に検討してからにすることです。いったん契約してしまうと、クーリングオフは原則としてできないと考えておいてください。

査定を受ける場合は、複数の業者で見積もってもらうことです。もちろん高く売るためですが、強引な業者にしつこく勧誘されたときも、「他の業者へ売ると決めたから」というふうに、やりすごすことができるからです。

注意
また、査定に訪れた買取業者の営業に急がされたからといって、契約書の内容をよく確認せずに契約してしまうのは問題です。いくら営業担当者が急いでいても、それはこちらには関係のないことですから、振り回されて冷静さを失ってはなりません。

このケースのようなトラブルも、契約書をよく読んで、疑問点を聞いていてば未然に防げたかもしれないトラブルだと思います。

売るのはこちらで、別にその業者に売らなくても、他の買取業者売却すればいいことなので、あせらず、買取業者の口ぐるまに乗せられないように落ち着いて対応するとよいと思います。