全国に多数のオークション会場があり、ほぼ毎週のようにオートオークションが開催され、数万台もの車が売買されています。
オートオークションとして最も有名なのはUSSオークションで、市場シェアは30%を超えるほどの規模があるそうです。
その場に行かなくてもオークションに参加できるシステムが構築されていますので、今やオートオークション抜きで中古車の流通を語ることはできないほどになっています。
オートオークションではいろいろな車が売買されている
これらの車は問題を抱えた車ということになりますので、通常の中古車相場よりも安い価格で取引されています。たとえば、事故車は中古車販売店で普通に売られていますが、同じ車種、年式、グレード、走行距離でも、価格はかなり安くなっています。
つまり、事故車などは一般のオークション相場よりも安い価格で取引されるので、その価格に販売店の儲けや経費などを乗せても、それほど高い価格とはならないのです。
オートオークションは、車関係の業者主体の会員制となっていますので、一般人が直接オークションに参加することはできません。
古物商の許可証を1年以上所有していることや、車の販売や買取などの営業活動を行っていることが会員になるための条件となっていますので、一般の人が気軽に参加するようなことはできないのです。
一般の人がオークションで車を売買したい場合
- 車関係の知合いに依頼する
- オークション代行を利用する
しかし、そういう知合いもいないという場合は、オークション代行を利用するという方法があります。
オークション代行は文字通り、自分の代わりにオークションに参加して希望の車を落札してくれるサービスです。「オークション代行+地名」などで検索すれば、近場の代行業者を見つけることができますので、利用しても良いかも知れません。
すんなり落札できれば、通常の中古車販売店などで買うよりも2割前後も安い価格で購入することが可能ですが、「落札できない場合もある」「代行手数料がかかる」などのデメリットもありますので、十分検討してから利用するかどうか決めると良いでしょう。