カーローンの種類とメリット・デメリット

車を買うときには、カーローンを利用するという人は多いでしょう。カーローンは、一般のフリーローンなどと比べ、車の購入資金に使うという目的がハッキリしていることもあり、金利は低く抑えられています。

カーローンを取り扱っているのは、銀行、信用金庫、労働金庫、農協(JA)などの金融機関や、信販会社などがよく知られたところです。それと、車を購入するときに利用する「ディーラーの自動車ローン」もあります。

注意
また、カーローンを利用できるのは、新車を購入するときはもちろんのこと、中古車を購入するときにも自動車ローンは利用できます。なお、カーローンは、取り扱っている金融機関によって「自動車ローン」や「オートローン」「マイカーローン」などと言っていることがありますが、これらはすべて同じことで、ただ呼び方が違うだけです。

カーローンには2種類ある

私たち消費者が車を買うときに利用するカーローンですが、それには大きく分けて2つの種類があります。

それは、銀行などで提供しているローン方式と、信販会社などが提供しているクレジット方式の2種類です。

銀行などのローン方式

銀行、信用金庫、労働金庫、農協(JA)などの金融機関などが取り扱っているローン方式は、クレジット方式に比べて金利が安くなるところがメリットと言えます。

たとえば、労金の自動車ローン「轟ローン」の場合なら、基準金利は固定金利で3.200%、変動金利で2.600%となっています。ただし、轟ローンでは、この他に保証料が必要となり、その利率は固定・変動を問わず一般の人で1.100%~1.200%となっています。(労金より引用-27.6.22時点)

注意
ローンを組む場合には、いくつかの審査項目をチェックされますが、その審査は厳しくなります。つまり、銀行などで車の向けの融資である「○○自動車ローン」を借りようとしたが、審査に通らなかったということが普通におきるということです。

特に、自営業者、パート従業員、アルバイト、派遣社員の人たちは、年収や勤務形態などの借入条件を満たすことが難しくなる場合があるので、審査に通らないということがおきます。こういう場合は、比較的審査に通りやすいディーラーなどのローンを利用した方が良いでしょう。

「銀行や信用金庫などの審査項目」

  1. 年収
  2. 勤務先
  3. 勤続年数
  4. 勤務形態
  5. 居住年数
  6. 居住形態
  7. 過去の借入

これらの項目について慎重に審査されますから、審査にかかる時間は長いですし、ローンを申し込むためには、何回も金融機関に足を運ばなければなりません。ただし、ローン方式の場合は、車の「所有者」を自分名義にできるというメリットがあります。

所有者が自分の名義であれば、もし、その車をローンの途中で売却する場合でも、所有権解除の手続きも必要ありませんから、自由に売ることが可能になります。

信販会社などのクレジット方式

一方、信販会社や自動車ディーラーで利用できるのがクレジット方式です。銀行などのローン方式と比べると金利は高くなりますが、最近では、その金利差もかなり小さくなっているので、金利で優劣はつけにくくなっているのが現状です。

また、ローン方式と比べれば審査が比較的緩やかですから、多重にローンを抱えていて返済に難があるなどの問題が無ければ、ローン方式よりも審査に通りやすいといえます。

また、ディーラーなどで車を購入したときに申し込みできるので(ディーラーの自動車ローンは信販会社を利用しているため)、自分であらためて銀行などに申し込みの手続きに行かなくてもいいという、手軽さもあります。

ポイント
クレジット形式の審査項目も、銀行などで借りる場合に行われる審査と同じような審査が行われますが、融資までの時間は、こちらの方が断然早くなります。

気をつける点としては、ディーラーや信販会社でカーローンを組んだ場合、車の所有者名義がディーラーや信販会社となりますので、もし仮に車を売却する必要が生じた場合は、ローンの残りをすべて支払い、完済にしてからでなければ、売ることができないなどのデメリットもあります。