では、利息を計算するときに適用される金利には、どのような種類があるのか確認していきます。
自動車ローンの金利には、通常、銀行でお金を借りる場合と同様に「固定金利」と「変動金利」とがあります。
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変動金利とは
金利の変動は、基本的に日本の景気に影響されると言い、景気が良くなれば金利が上昇し、景気が悪くなれば金利が下がるというのが一般的に言われていることです。
現時点では大幅な金利の上昇は考えにくいですが、もし、金利が予想に反して高くなれば、返済額や利息の支払いも大幅に増える可能性があります。
参考までに、あるネット専門銀行Sの変動金利は0.650%、ネット専門銀行Iの変動金利は0.570%となっていました(27.6.23時点)。金利は銀行によっても変わってくるので、金利の安い銀行でローンを組むことも大事です。
固定金利とは
しかし、固定金利は変動金利に比べ多少金利が高くなるのが難点ですが、景気の影響を受けにくいので、借りた時点の金利が返済が終了するまで続くことから、安心な金利方式と言えるかもしれません。
なお、変動金利と同様に、ネット専門銀行Sの固定金利は0.900%、ネット専門銀行Iの固定金利は1.1000%となっていました(当初10年固定金利)。変動金利よりも少し高くなっています。
変動金利と固定金利のどちらがよい
これくらいの期間であれば、どちらの金利を選択したとしても、それほど大きく違いを感じることは少ないでしょう。また、これから先、景気がすごく良くなりインフレに傾いたとしても、銀行の貸し出し金利が直ぐに上るわけでもありませんから、5年以内程度の期間であれば、あまり気にする必要はないように思います。
いずれにしても、銀行の担当者などの話をよく聞いて判断すると良いでしょう。