自動車ローンの審査:審査基準と通らない理由

車を購入するときは、自動車ローンを組んで購入するというのが一般的ですが、稀に自動車ローンの審査に通らないという事態が発生します。

自動車ローンは、銀行やディーラーでローンを組むというのが普通ですが、一般的にディーラーの自動車ローンの方が審査に通りやすいといわれています。しかし、このディーラーのローン審査も通らず落ちてしまう人がいます。

ポイント
では、どうして審査に通らないのか?その理由は何なのか?審査に通らない理由を知るために、自動車ローンの主な審査基準などを確認してみたいと思います。

なお、自動車ローンは、銀行や信販会社など貸し出す金融機関によって、マイカーローン、オートローンなどとも呼ばれていますが、これらすべて車を購入するためのローンということになり、基本的に「呼び方」だけの違いと言うことになります。

自動車ローンの主な審査基準

金融機関によって多少の異なる部分はあるでしょうが、基本は次の項目について審査されます。
  1. 年収
  2. 勤務先
  3. 勤続年数
  4. 勤務形態
  5. 現在の借入額

お金を貸し出す金融機関は、返済してもらわなければ困ることになりますから、その人に返済能力があるのかを慎重に審査します。

まず何と言っても、収入がどのくらいあるのか?年収に対して借入額はどの程度の割合を占めるのか?をチェックされます。一般的には、年収の30%程度までが借入の限度と言われています。

ポイント
勤務先や勤務年数も審査対象です。あまりに勤務年数が短ければ、審査での評価は良くならない可能性があります。また、勤務形態が、アルバイトやパートの場合、審査は通りにくいと言われています。

現在の借入額が多いと、新たな借入は難しくなります。現在は、総量規制と言う年収の3分の1までしか借入することができない仕組みが設けられていますので、これに基づいて審査されることになります。

注意
ただし、総量規制は、消費者金融やクレジットカードでのキャッシング、信販会社からの借入などが対象となりますが、銀行からの借入は総量規制の範囲外となります。

では、自動車ローンの審査の結果、審査に通らない人、もしくは通りにくい人とはどういう人なのでしょうか?

審査に通らない・通りにくい人とは

  1. 年収が低い人
  2. 自己破産などをしている人
  3. 勤続年数の少ない人
  4. 勤務形態がパート・アルバイトの人
  5. 携帯電話のみで固定電話がない人
  6. いろいろな所から借入している人
  7. 過去の返済で延滞などをした人

まず、年収が200万円以下の場合は、審査を通過できないと言われています。年収200万円ということは、月収に直すと16万円くらいですから、これくらいの収入の場合は、厳しい結果となるようです。

自己破産などをしている人

過去10年以内に自己破産、債務整理などをしている人は、基本的に自己破産などした日から10年経たなければ新たなローンを組むことは難しくなります。

自己破産した人は、金融機関が参照する「個人信用情報」に破産者として登録され、その登録が抹消されるまでに10年程度の時間が必要になります。一部では、この期間が7年程度と紹介されている場合もありますが、10年と考えておいた方が良いと思います。

この期間は新しくローンを組んだり、クレジットカードを作ったりということが出来なくなっています(申し込みは出来ますが審査は通りません)。

ただし、この期間を経過すれば、また新たにローンなどを組むことはできます。

勤続年数の少ない人

勤続年数は、1年以上の期間があれば審査は通りやすくなります。逆に、入社して3ヶ月というような場合は、間違いなく審査は通過できません。

つまり、あまりに少ない勤務年数の場合は、「仕事が続かず辞めてしまうかもしれない」というような受け止め方をされてしまいますので、ある程度の勤続年数がなければ、審査は通りにくくなります。

勤務形態がパート・アルバイトの人

パートやアルバイトなどの非正規労働者の人は、安定しない雇用形態のため、審査は通りにくくなります。

審査に絶対に通らないということではなく、どちらかと言えば通りにくいと考えておくと良いでしょう。ただし、これは金融機関にもよりますし、また借入する額にもよりますので、パートなどの方が自動車ローンを組むときは、審査に通りやすいディーラーローンを利用する方が良いかもしれません。

携帯電話のみで固定電話がない人

最近では、携帯電話のみで固定電話のない家庭も増えています。ですが、自動車ローンの借入をする場合は、固定電話を持っていた方が有利になります。

しかし、携帯電話しか持っていない人も増える傾向にありますから、固定電話を敷いてないからと言って、それだけで審査を通過できないということではありません。

いろいろな所から借入している人

いろいろな金融機関から借り入れしている場合は、審査に通らない可能性が大きくなります。

借入をしているということは、毎月一定の額を返済することになりますから、この返済額が一定の基準より大きくなれば、返済が滞る可能性がで出来てしまいます。

お金を貸した金融機関は、貸したお金を返済してもらわなければいけませんので、このように多重で債務をかかえる人は審査に通りにくいと考えてください。

過去の返済で延滞などをした人

過去に返済を遅延したとか、何ヶ月も滞納したなどの返済トラブルがある人は、審査に通りません。

このようなトラブルを起こした場合、金融機関は「個人信用情報」を管理している機関に、返済を滞納や遅延したという情報を登録します。この登録情報は、すべての金融機関で参照することが可能なため、延滞をした銀行以外の金融機関であっても、新しくローンを組むことは一定期間できなくなります。