自動車所得税は新車や中古車の購入時にかかる税金

自動車所得税は、新車や中古車を購入したときに課税される税金です。

自動車取得税の税率は、新車で購入した場合と中古車で購入した場合とでは異なります。

中古車の場合は、年式が新しいか古いかによっても異なります。それは、新車時の価格を1とし、経過年数により0.1~0.681の残価率をかけて計算されるからです。

自動車所得税の税額

自動車取得税の税額は、車の購入金額によって決まり、取得価格が50万円以下の場合は非課税となります。

なお、自動車取得税は、消費税が10%となるタイミングで廃止されることが決まっています。本来なら、2015年に消費税が10%となり廃止されることになっていたのですが、消費税増税が先送りとなったため、自動車取得税の廃止も先送りとなっています。

「自動車所得税の税率」
  • 自家用自動車:取得価額の3%
  • 軽自動車:取得価額の2%
  • 取得価額が50万円以下の車:なし
自動車取得税の税率は、消費税8%への増税時に、自家用自動車が5%から3%へ、軽自動車が3%から2%へと引き下げられました。

なお、低公害車(電気自動車やハイブリッドカーなど)の場合は、税率が引き下げられる特例措置が設けられています。

新車を購入した場合の自動車所得税の税額

自家用自動車の新車を購入したときの自動車取得税は、以下の数式によって計算されます。税率は3%を適用します。購入したのが軽自動車の場合は、税率に2%を適用して計算します。

「新車の自動車所得税の計算方法」

取得金額(課税標準基準額+オプション価格)×税率=自動車取得税(1,000円未満切捨て)
オプションには、カーステレオ、ナビ、エアコンなどが含まれますが、シートカバーやフロアマット、標準工具などの付属品は含まれません。

課税標準基準額は、その自動車の新車価格から、一定の基準に基づいたおおよその値引額を引いた金額となっています。あくまで目安となりますが、新車価格の90%程度の金額と考えて良いでしょう。

つまり、新車価格が300万円の車の場合なら、課税標準基準額は300万円×90%=270万円となり、この金額が自動車取得税を計算するときに使われます。

中古車を購入した場合の自動車所得税の税額

自家用自動車の中古車を購入したときの自動車取得税は、以下の数式によって計算されます。税率は3%を適用します。

中古車の場合は、新車購入時の取得価格に経過年数に応じた残価率(自動車の経過年数から算出された掛け率)をかけて計算します。つまり、新車購入時を1.0とし、1年経過すると0.681、2年経過すると0.464という具合に残価率が下がっていきますので、取得税の額も小さくなっていきます。

「中古車の自動車所得税の計算方法」

取得金額(課税標準基準額×残価率)×税率=自動車取得税(1,000円未満切捨て)

具体的な例としては
課税標準基準額が300万円で、2年経過している中古車の場合は
300万円×0.464×3%=41,760円(自動車取得税)

課税標準基準額が200万円で、4年経過している中古車の場合は
200万円×0.215×3%=12,900円
となりますが、この場合は、税率をかける前の取得金額が43万円となり、50万円未満に該当するので自動車所得税はゼロ円となります。