よくタバコやペットの臭いがキツイ車がありますが、これは原因がハッキリ分かっていますので、消臭剤などを使って除去すれば、ある程度臭いはしなくなります。
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排気系の故障の疑いがある
最近の車のマフラーはステンレス製になっていますので、サビに強くそう簡単にサビたりはしません。以前はよくマフラーがサビでボロボロになった車を見かけましたが、最近ではそういう車は少なくなったようです。
エンジンで燃料を燃やした際に、発生したガスを排気口(マフラー)から排出しますが、このときにマフラーには水がたまっていきます。
通常の走行であれば、マフラーは十分に温まりますから、その水分は蒸発していくのですが、ほんの少しの距離しか乗らないという場合は、マフラーが温まる前にエンジンがストップしてしまいますので、水分は残ったままということがおきます。
サビなどでマフラーに穴が開いてしまった場合、そのままにしておいても走行に問題はありませんが(ただし、音は大きくなります)、できるだけ早く交換しておいた方が良いと思います。
マフラーの交換費用
純正品の場合は、2000ccクラスの車で10万円前後は必要になります。しかし、純正品のマフラーでなくても良いという場合は、社外品や中古品のパーツもありますので、安くあげたい人は、社外品や中古品を探してみると良いでしょう。
なお、中古品の場合なら、車種にもよりますが1万円程度から出回っていますので、修理工場などで中古品の値段を聞いてみると良いと思います。
車内がガソリン臭い場合は
チャコールキャニスターは、大気汚染を防止するための「燃料蒸発ガス排出抑止装置」という活性炭で構成されたパーツですが、比較的簡単に交換することができますので、修理工場やディーラーで交換しておくと良いでしょう。
なお、交換にかかる費用は、チャコールキャニスターが1万5千円前後(車種により異なる)と、あとは工賃がかかります。工賃は修理する業者によってまちまちですので、修理工場などで確認してください。