車に乗ったとき排気ガスなどの異臭がする場合は危険な兆候

車に乗ったときに気になるのが「臭い」ですが、気をつけなければいけない臭いもあります。

よくタバコやペットの臭いがキツイ車がありますが、これは原因がハッキリ分かっていますので、消臭剤などを使って除去すれば、ある程度臭いはしなくなります。

ポイント
しかし、タバコなどの臭いではなく、排ガスやガソリンのような異臭がする場合は、危険な兆候ですので、ディーラーなどで点検を受けると良いでしょう。

排気系の故障の疑いがある

車内にいるのに、排気ガスの臭いがするということは、何かしらの障害や故障がマフラーなどの排気系パーツに起こっていると考えられます。その代表といえるのが、マフラーに発生したサビでしょう。

最近の車のマフラーはステンレス製になっていますので、サビに強くそう簡単にサビたりはしません。以前はよくマフラーがサビでボロボロになった車を見かけましたが、最近ではそういう車は少なくなったようです。

注意
ただし、あまりエンジンやマフラーが温まらないような乗り方をしている場合は、サビが発生する可能性があります。

エンジンで燃料を燃やした際に、発生したガスを排気口(マフラー)から排出しますが、このときにマフラーには水がたまっていきます。

通常の走行であれば、マフラーは十分に温まりますから、その水分は蒸発していくのですが、ほんの少しの距離しか乗らないという場合は、マフラーが温まる前にエンジンがストップしてしまいますので、水分は残ったままということがおきます。

このような状態が続けば、いくらステンレス製のマフラーといえど、サビが発生することになります。

サビなどでマフラーに穴が開いてしまった場合、そのままにしておいても走行に問題はありませんが(ただし、音は大きくなります)、できるだけ早く交換しておいた方が良いと思います。

マフラーの交換費用

マフラーの交換は、触媒の直後から排気口までを交換することになりますが、その交換費用は千差万別です。車種によっても異なりますので、ディーラーで見積もりしてもらってください。

純正品の場合は、2000ccクラスの車で10万円前後は必要になります。しかし、純正品のマフラーでなくても良いという場合は、社外品や中古品のパーツもありますので、安くあげたい人は、社外品や中古品を探してみると良いでしょう。

なお、中古品の場合なら、車種にもよりますが1万円程度から出回っていますので、修理工場などで中古品の値段を聞いてみると良いと思います。

車内がガソリン臭い場合は

車に乗っているときに、車内がガソリン臭い異臭がする場合は、「チャコールキャニスター」という部品が壊れている可能性があります。

チャコールキャニスターは、大気汚染を防止するための「燃料蒸発ガス排出抑止装置」という活性炭で構成されたパーツですが、比較的簡単に交換することができますので、修理工場やディーラーで交換しておくと良いでしょう。

注意
ガソリン臭い車に乗っていると、人の身体に良くない影響がでることがありますので、早めに交換してください。

なお、交換にかかる費用は、チャコールキャニスターが1万5千円前後(車種により異なる)と、あとは工賃がかかります。工賃は修理する業者によってまちまちですので、修理工場などで確認してください。