この他にも、委託販売という方法もありますが、それはまたの機会とします。
以前はディーラーで下取りに出すというのが一般的でしたが、現在では多種多様の売却方法がありますので、どれを利用すれば車を高く売れるのか分からなくなってしまいます。
そこで、最も車が高く売れそうな買取専門店で売却する場合と、オークションで直接売る場合について比較してみたいと思います。
オークションで売る場合
参加資格のない一般の人は、オークション会場に参加することができませんので、業者に依頼する「オークション代行」という方法をとることで、そのオークションに車を直接出品することができるのです。
オークションで車を売る場合は、業者などの中間マージンが極めて少なくなりますから、一般的な買取店で売却するよりも高く売れる可能性があります。オークション代行業者へは、売却のための代行手数料など(※)を支払わなければいけませんが、それでも高額で売れれば、代行手数料も気にならないのではないでしょうか。
※ オークションで売却する場合の費用は
- オークション出品代行手数料:売却価格の5%前後
- オークション出品料:10,000円~
- 成約料:15,000円前後
- 陸送費用:10,000円~
一般的な例ですが、最低でもこれくらいは必要になります。ただし、料金については、業者によってバラツキがありますので、参考程度の理解としてください。
ちなみに、オークションでの落札率は40~50%程度と言われていますから、人気のある車種でもない限り、売れ残る可能性が高いと言えるかもしれません。
買取専門店で売る場合
買取専門店で売却する場合は、オークションで売る場合よりも安くなると考えて良いでしょう。
買取専門店は買取した車を、やはり、多くの場合オークションにかけて売却しますので、とうぜん、買い取る際には、買取業者の儲けを考えた中での買取になります。
ですから、買取専門店の買い取り額は、オークション代行で売却した場合より低くなる可能性が高いということが言えそうです。