車を売るときにボディコーティングしておくと査定額が上るの

ボディコーティングは、車の塗装面に皮膜をつくることで、外装が劣化するのを防いでくれるもので、クリスタルコーティングやセラミックコーティングなどの種類があります。

ボディコーティングは、酸性雨、埃、雪、雹、アスファルトのタール、跳ね上げられた小石、鉄粉、植物などから塗装面を守ってくれます。塗装面が傷ついたり汚れたりする代わりに、コーティングが傷つき、汚れてくれます。

ポイント
ですから、何もしていない状態に比べれば、汚れは落としやすくなります。新車を買う場合は、コーティング・オプションが設けられ、一度コーティングすると5年間はもちますと言われますが、実際には、3年程度しかもたないというところでしょうか。

コーティングすると査定アップになるの

では、車を売るときの査定で、コーティングがされている車は査定額が上るのでしょうか?

まず、外装(この場合は塗装面)の査定項目には、キズ、さび、変色、退色、テープなどの貼り付け跡、また、凹みなどがありますが、コーティングがされているかどうかという査定項目はありません。

ですので、コーティングがされているからという理由で査定額がアップすることは、原則、無いと考えておいた方が無難です。これは洗車についても同じことが言えます。

注意
ただし、洗車もされていない薄汚れた車は、全体的にみて質の低い車と見なされますが、洗車やコーティングがされ、キレイな状態に保たれている車は、同じ車であっても、その質が向上することは間違いないでしょう。

つまり、お金をかけてまでコーティングする必要はありませんが、既にコーティングがされていてキレイな状態の車なら、査定アップという可能性があるのです。

ただし、先にも書きましたが、お金をかけてまでする必要はありません。何故なら、コーティングにかけた費用分のプラス査定をもらうことはできないからです。

ポイント
コーティングにはいろいろな種類がありますが、鉄粉・ザラつきを除去してコート剤を塗り込むテフロンコートで15,000円程度(小型車)はかかりますし、鉄粉・ザラつきを除去して小さなキズをとり除きコート剤を塗り込むクリスタルコーティングなら35,000円前後の費用が必要になりますので、査定のためにコーティングをするのなら、やめておいた方が良いでしょう。

外装・内装をキレイにしておけば査定アップも期待できる

査定のためにボディコーティングをする必要はありませんが、もともとボディコーティングされている車なら、外装を洗車して磨きあげておくだけで、査定のときに好印象となり査定アップが期待できるかもしれません。

また、内装についても、シートやフロア、トランクなどを中性洗剤などを使ってキレイにしておくと良いと思います。そうすることで、確実に査定額がアップするとは言いませんが、査定士の印象が良くなるのは確かです。

なお、査定を受けるときはキズや凹みなどは直さず、そのままの状態で査定を受けるというのが基本です。

修理業者に依頼して修理したところで、その分が査定額にプラスされる保証はどこにもありませんので、清掃や洗車、臭いとりなどは、自分でできる範囲にとどめておくとことです。