不正改造車・違法改造車を買取店に売るときに気をつけること

不正改造車(違法改造車)を売る場合の査定額は、かなり低くなります。
カッコよくなるからという理由で改造する場合は、違法な改造にならないように気をつけなければなりません。

自分では、不正な改造をしているつもりは無いかもしれませんが、知らず知らずのうちに違法な改造をしてしまっている場合がありますので、正しい知識の基に改造を楽しむと良いでしょう。

注意
なお、違法改造車は、法律に反して改造を施していることになりますので、そのままの状態では車検に通りません。

不正な改造をした車を売る場合は、元の状態に戻してから売る、そのままの状態で売る、という方法がありますが、元の状態に戻すのが難しい場合や、戻すのに多額の費用がかかる場合は、そのままの状態で査定を受けてみると良いでしょう。

その場合は、できるだけ多くの買取店で査定を受けてみることです。何社かの中には、買取金額を付けてくれるところがあるかもしれませんので、試してみる価値はあります。

では、次の主な不正改造(違法改造)例を参考にしながら、自分の車をチェックしてみてください。

不正改造車の例

まったく改造をしていないのなら心配ありませんが、少しでも心当たりがあるのなら以下の項目を確認してください。

なお、下記の各チェック項目の基準は「国土交通省 自動車総合安全情報」のものを基にしています。

灯火類の色など

  • 車幅灯:白色(方向指示器、非常点滅表示灯又は側方灯と一体又は兼用のもの及び二輪車用のものなどについては橙色も可)
  • 番号灯:白色
  • 尾灯:赤色
  • 制動灯:赤色
  • 後退灯:白色
  • 方向指示器:橙色であり、点滅回数が毎分60回以上120回以下であること
  • 後部反射器:赤色
注意
※なお、車幅灯に関して平成17年12月31日以前に製作された車両は、白色のほか、淡黄色又は橙色であっても、全ての車幅灯が同一色であればよいことになりました。

灯火類は、手軽に安価に改造できますので、改造の中でも最も多い部分となりますが、安易に改造してしまうと車検も通らないことになり、無駄な出費となる可能性ありますから、十分に注意したところです。

フロントガラスへの着色フィルムの貼り付け

運転席および助手席の窓ガラスに着色フィルムを貼り付けた状態での可視光線透過率70%未満のものは不可となります。

前面ガラスに中の見えないくらい濃い色のフィルムを貼った車をたまに見かけますが、これは違法になりますので、気をつけてください。

タイヤやホイールの車体(フェンダー)外へのはみ出し

適切なタイヤやホイールを使用しなければ、車体やブレーキ構造などと干渉したり、車体から突出して歩行者等に危害をおよぼす恐れがあるなど大変危険ということで、この改造も違法になります。

車体から結構はみ出しているタイヤやホイールを履いた車を見かけますが、カッコよくなるかもしれませんが、危険な改造となりますので適正な範囲にとどめておいた方が良いでしょう。

マフラーの切断・取り外し

マフラーを切断したり取り外すと、周辺に生活する人の生活環境に多大な影響を与え、騒音公害の原因になりますので、これも違法改造になります。

前面ガラスなどへの装飾板の取り付け

前面ガラスなどに装飾板を装着した状態での可視光線透過率は70%未満のものは不可となります。

前面ガラスや側面ガラス(運転者席より後方の部分を除く)に装飾板を装着すると、運転者の死角が増え、大変危険な状態になりますので、こういう改造も違法となります。

トラックのフロントガラス上部や下部に装飾を施しているのを見かけますが、これは運転者に視界を妨げることになるので禁止されています。また、トラック以外の車でも、たまに見かけることがありますが、これも禁止されています。

基準外のウイングの取り付け

リヤにウイングを取り付けている車はよく見かけますが、取り付けるウイングにも基準があり、基準外のものを取り付けている場合は不正改造となります。

ウイングの基準は、「鋭い突起がないこと」「確実に取り付けられていること」「その付近の最外側、最後端とならないこと(はみ出さないこと)」などとなっています。